自分の病気からオステオパシー②
前回のブログの続きです
半断食を3ヶ月続け、その結果、現状維持であったことから私は今のまま、この玄米と豆腐、ジャガイモ、青汁だけの食事をベースに、別の治療法を探し求めたのです
そこで私はある一冊の本に出合いました
それは、東洋医学の名医200人だったかな?
そんなタイトルの本を本屋さんで見つけ中身を読んでみると、当時の私にとっては何とも言えないワクワクする内容のもので、
その内容はとういと、東洋医学の全てを網羅しており
鍼灸、整体、漢方、アーユルヴェーダ、ゲルソン療法、マクロビオティックなど私が知りたい情報全てがここにある感じでしたね。(でも今の自分にはもう必要ないのでブックオフにいっちゃったけどね)
で、その本の中から自分が気になった内容の治療法を色々と試しに行ったわけなんです
私自身、この業界の人間なので、これまで本を読んで知っていた名人と呼ばれる人達の治療法は気になっていたので実際に体験できる良い機会だとその時は思いましたね。
具体的に名前を挙げると、増永静人の経絡指圧、野口春哉の活元会、この二つは私の治療家人生にとても影響を与えてくれた人物だったので、すぐに体験しに行きました
増永先生の経絡指圧は上野の医王会で体験させて頂き
野口晴哉先生の活元運動は近くで教室を行っているところがあったのでそちらで体験させて頂きました
どちらもやはりとても素晴らしいもので、健康や病気に対する考え方が生命とは何かという本質から考えられていたのでとても納得させられましたね
しかし、この時の私の思考、感情とは早く治して仕事に復帰しなければならないという考えから、今思うととても焦っていました
当時の私の体調を詳しく説明すると、現状維持で悪くもなっていないのですが
一番つらかったのが足のむくみだったんです
普通の人のむくみではなく、しばらくたっていると、足首のくぼみが無くなり、むくみで膝が曲がらなくなり、ひどい時は太ももまでむくんでいる感覚があり、そうなってくると、不整脈がではじめて
このまま心臓が止まるのではないかと思いだすだけで恐怖になるのです
だから治療してみてすぐにむくみが取れるとか何かしらの効果が出ないと
また違う治療法を探すみたいなことやってました
本当に自分でも何をやったかわからないくらい沢山色々な治療法を体験しました
覚えているだけでも、経絡指圧、均整体、磁気治療器、西式健康法、漢方、サプリメント、まだ色々とあったはずだけど忘れましたね
そんな何をやっても中途半端な軸の定まらない時に
またまたある本屋さんで一冊の本に私の目が止まったのです
それが。中医学という名の本でした
私の心のどこかに西洋薬ではなく、漢方薬で何とかならないかと言った考えはずっともってましたね
それまでも、東洋医学の名医なんちゃらの本の中に紹介されている漢方薬も試していましたが、正直そこまでって感じでした
実際にその中医学の本の中見を読んでみると
なんとそこに書かれている内容が慢性腎不全に対する漢方療法の臨床例が紹介されていたのです
この時の私の感情は正に光が私の心に差し込み、それまで曇っていた私の心を一気に光で包まれたような気持になり
これだ‼ついに見つけた‼ 本を買い急いで家に帰り無我夢中で読んでいたのを今でも忘れません。
その出会いこそが私の軸のない治療法に大きな影響を与えて下さった
故江部洋一郎先生により考案された『養腎降濁湯』との出会いでした
次回は、パート③ 江部洋一郎先生の『養腎降濁湯』のお話をしたいと思います。
ここまで読んでくださり本当にありがとうございます。
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