自分の病気からオステオパシー
前回のブログで私の病気の事をお話しました
今回はその続きです
医師から『腎不全』と告げられた私が選んだ道は、東洋医学、自然医学、食事療法でした
西洋医学を選ばなかった理由は、腎不全という病気に対して治すための治療法がなかったからです
それから私の闘病生活が始まりました
まず初めに取り組んだ治療法は食事療法です
その中でも普通の食事療法ではなく。半断食というもの
今は、ファスティングと言った言い方でかっこよくダイエットなどで注目を集めていますね
一応、基本的な腎不全に対する、低たんぱく食やカリウムの問題、エネルギー補給等、知識は得ていました
しかし、断食の知識というのは本をみてすぐに実践するのは危険です
そこで私は、当時読んでいた断食の先生の元に、自分の病状を綴ったお手紙を出しました
するとその先生からはがきで御返事を頂き、
予約日時、何月何日何時にご来院くださいと書かれた内容が届きました
その先生は大阪で開業されていて、全国から難病の患者さんが殺到していた為新規の予約は取っていなかったにも関わらず受け入れてくださった事に本当に嬉しく感動しました
受診日当日、私は東北、仙台から大阪の断食の先生の病院に向かいました
病院にたどり着くと院内には座りきれない患者さんであふれていて皆先生の診察を心待ちにしている感じです
しばらく待っていると、私の名前が呼ばれ診察室に入ると
おじいちゃん先生が、「ベッドにあおむけで寝てください」と一言
すると私のお腹を押すというかマッサージするような感じで診察し
次に聴診器、血圧、脈を診て
起きて椅子に腰仕掛け背骨のチェック
それから私の病状をお話して一通り診察を終えると
食養と書かれた棚から1枚の紙を取り出し
先生はこう言いました
今の君の状態では相当厳しいと思うがこの紙に書かれている食事を3か月やってみるんや
ええか、3か月やぞ
その食養と書かれた棚にはA、B、Ⅽ、と分かれており、後で知ったのですがどうやらそれは軽度、中度、重症度みたいなものらしく
その日診察した人の中でⅭの重症度は私一人だけだったようです
その病院では診察の後に、食事療法のほかに独特な体操があり全員で指導を受け終了となります。
その後更に紙に書かれている内容の食事を実際に体験できるお店があり
そこで私の食養の紙をお店の人に見せると
うわ~Ⅽの処方箋久々に見たな~と一言
更にお店の方から兄ちゃんがんばりや!あの先生のいう事きいとったら絶対良くなるからな!と根拠のない励ましを受けましたが、なんだかとても嬉しかったのを覚えています
さて、その食事の内容はといいますと
玄米ご飯に豆腐、ジャガイモ、青汁にごま油、天日塩を少々
これだけです
この内容の食事を昼、夜1日2回摂ります 朝は水分のみです
この食事を1か月続けた時点で私の体重は50キロ台
その前まで私の体重は65キロほどあったので約-15キロ減
当然私の見た目もげっそりし周囲の人からは
危険だからすぐにやめたほうが良い
変な宗教にはまったんじゃないか?
など様々な事を言われさすがにあの時は心が折れそうでした
それから3か月がたち結果を確認する為、血液検査を行いました
その結果は、良くもなっていませんでしたが、悪くもなっていませんでした
現状維持といったところです
そこで私はこの食事内容を更に続け、次の治療法を探し始めるのです
次回に続く
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