院長の是好日

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湿布

1月22日(水)
先生、こんな時は冷湿布ですか?
それとも温湿布ですか?
このような質問を良く受けます。
原則的には急性期の症状、捻挫や打撲で腫れていたり熱感がある時は、
冷湿布で冷やして下さい。
一方、慢性的な血行障害などによる苦しさには暖めるのが良いでしょう。
ここで気をつけなければいけない事は
冷湿布、冷やすことの期間を間違えない事が大切です。
皆さんの中にもいるかも知れませんが、基本的に冷湿布を使う期間は長くて一週間程度でしょう。
詳しく説明しますと、ぎっくり腰を発症した場合、3日程冷湿布などで患部を冷やします
それ以降は殆ど炎症反応はおさまっているので、温湿布に切り替えるか湯たんぽなどで暖める事により血流が良くなり早く治ります。
それをいつまでも冷湿布で患部を冷やしているといつまでたっても良くなりません。
湿布には消炎鎮痛剤が含まれていますので、交感神経が緊張し毛細血管が収縮する事により痛みが感じづらくなるのです。
ですので3日程たったら基本的には暖める事に変えてあげて下さい。
温泉などに入った後痛みが軽くなるのは末梢の毛細血管が開き血流が良くなることにより楽になるのです。
内田指圧治療院 オステオパシー施術所
院長 内田 好治

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